2009年08月15日

なんてすばらしい、、、

夏の夕べ







今日の東京は、ひさしぶりにからりと晴れて夏らしい一日でした。

数日前のあの狂ったような蒸し暑さもなく、すごしやすい、気持ちいい一日

空気も澄み渡っていて、窓から見える景色がくっきりあざやかに目に映りました。

そして、夏の夕べ

見事な夕焼け

西の空は、輝くオレンジ色から、燃えるような火の色、やがて紫と青の微妙な配色に変わり、、、

西の低空に雲が少したなびいていて、その下の方が赤く夕焼けに染まっている、、、まさに、自然が描く一瞬のアートです。

デジカメをとろうとおもったけど、、、

あまりに心地よい夏の夕べ、

お酒をだしたり、

グラス片手にバルコニーで、ここちよいそよ風を感じていたり、

CDを選んでいたりするうち、、、

あっという間に空の色が変わっていって、そして、気がつくと、星が瞬きはじめ、もう夜景です。

お盆休みのためか、夜景のネオンもいつもよりぐんとおとなしく、

気のせいか、いつもは、遠く漣(さざなみ)のように聞こえる都会の雑踏も控えめです。

頬にあたる微風が心地よい、素晴らしい夏の夕べ

いろいろ嫌なことや悩みも多いですが、今日の、このひとときばかりは、

本当に世界は美しい、

なんて、人生はすばらしいのだろう!

と心から思います。

むかし読んだペルシアの詩人オマー・ハイヤームの『ルバイヤット』(Rubaiyat of Omar Khayyam)の一説をふと思い出しました。


「月の光に夜は衣の裾をからげた。

 酒をのむにまさるたのしい瞬間があろうか?

 たのしもう!何を悔いることがあろう?いつの日か月の光は

 墓場の石を一つずつ照らすだろうさ。」


「われらが来たり行ったりするこの世の中、

 それはおしまいもなし、はじめもなかった。

 答えようとて誰にはっきり答えられよう──
 
 われらはどこから来てどこへ行くのやら?」


「バグダードでも、バルクでも、命はつきる。

 酒が甘かろうと、苦かろうと、盃は満ちる。

 たのしむがいい、おれと君が立ちさってからも、

 月は無限に朔望(さくぼう)をかけめぐる! 」






※ルバイヤート詩集の挿絵(19世紀の挿絵画家エドマン・デュラックの名品です)



ふいに手に取って読みたくなる、、、そんな本がありますが、ルバイヤートは、わたしにとってのそんな一冊。


そして、このすばらしい夕べに聴いた音楽は、、、

リムスキー・コルサコフ 「シェエラザード組曲」






シェエラザードというのは、ペルシアの王妃

毎夜、新たに娶(めと)った自分の妻を一晩空けた翌朝には殺したという王から命を守るため、シェエラザードは、毎晩、王に面白おかしい話を聞かせる、、、それが、千と一夜に及んで、、、

そう、アラビアンナイトをイメージして書かれた名曲です。

とくに3曲目の「若い王子と王女」

音楽の中に、砂漠を渡る風を聴くことが出来ます。

もう1枚。

エミー・クレア・バーロウの「the very thought of you」





(あ、このCDは、前も紹介しましたね)

とくに12曲目のso many stars は最高!

今晩のような静かな夜にはぴったりの曲です。

そして、飲んだのは、

いつもの

カールスバーグ

コロナビール

そして

カルヴァドス

ちょっと飲みすぎかな、、、。

でも、いいですよね、だって、あまりにすばらしい夕べだったのですから!


by らいおん



  

Posted by らいおんまる at 21:04Comments(2)TrackBack(0)essay