2008年04月15日
Brazilian love affairs

この季節になると、必ず、聴くCD。
とくに track 12 のMagia Viver が大好き!
ずいぶん前に、たしかタワーの視聴版で聴いて気に入って買ったんですが、いまやかなりのレア盤のようです。
オークションでのコメントを見ると、、、
「DIG IT INT-11280 イタリア盤 究極イタリアン・グランドビート・アルバムです。ボッサチューンからグランドビートまで大納得の激レア盤!! シャーディーのカヴァー曲(SWEETEST TABOO)も見事です。しかも2枚組です。」
「みんなが探してるCD。
イタリアに移住したブラジル人Dilene Ferrazが新しいセンスで新鮮に聴かせてくれます。
しっかりグルーブしていて都会的なアレンジ。
独特のビブラート。ブラジル音楽ファンでなくても気軽に楽しめる大人の音楽。
家できくもよし、店でかけてもよし。
97年作品輸入盤。」
「97年リリースのイタリア産グラウンドビートの知る人ぞ知る超名盤!
Sade “Sweetest Taboo”、Vibrazioni Production “Let's Get Together”などオシャレ系R&Bを多数収録!!最近オークションでもあまり見かけないレア盤で、以前見た時は¥10000オーバーはザラでした。他と差をつける選曲がしたい方におススメです!!」
だそうです。
ま、たしかに、このアルバムに入っている曲は、ひとつしてハズレがない。
ほとんどジャケ買いでしたが、アタリ!でした。
(こんなのは、珍しくて、実は、いっぱい失敗してるんですけど、、、)
☆
さて、この季節に聴くもう一枚はこちら

須川伸也のサクソフォンで聴く「吉松隆のサイバーバード協奏曲」
吉松さんは、異色の現代音楽作曲家として活躍中の方ですが、お化けがでてきそうな現代芸術?音楽と違って、ちゃんと聴いて感動することができる名曲を書いていらっしゃいます。
このサイバーバードもそうした聴かせる一曲。
第1音から新鮮なサプライズに満ちた第1楽章
叙情的な第2楽章、作曲者の深い心の想いが伝わってきます。
そして、一転、3楽章は、疾走感のある音楽で、とくに夜の首都高を走るときなんかにぴったり。
ノリに乗ってるサクソフォンのサウンドにあおられて、制限速度かまわず、どんどん突っ走ってしまいます。
このCDには、他にグラズノフとドビュッシー、そしてイベールのサクソフォン・コンチェルトというクラシックでもレアな曲がカップリングされています。
どれも、ほとんど知られていない曲なのですが、すばらしい音楽です。
グラズノフは、19世紀の終わりから20世紀にかけてのロシアの作曲家です。たしか、チャイコフスキーとリムスキー・コルサコフの弟子だったと思います。師匠は、まさに超一流ですが、グラズノフという人も、ほんとに才能のあった人のようで、どの曲を聴いてもハズレがない。
有名どこは、バレエ音楽の「四季」ですが、良く知られているヴィヴァルディの「四季」とはまた違った趣きの音楽で耳を楽しませてくれます。
実家にあったLPレコードの帯には、「ロシアの四季は冬からはじまる、、、」なんて、にくい文句がかかれてましたね。
サクソフォン協奏曲も、このロシアの「四季」に劣らずすばらしい名曲。ロシアの春といったところでしょうか。
長い厳しい冬の後にくる春を待ちわびていた人が、「あー、やっと一冬越せた」という感じの幸福感の表現とでも言いますか、、、。しみじみとした、でも心からの喜びを感じさせてくれる曲です。
ドビュッシーのは、ちょうどこの季節にあっていて、ちょっと眠くなるような(いい意味です)ほんわりした音楽。
パステルで描かれた南仏の海の絵をみているような気分にもさせられるような、、、。
さすが、ドビュッシーは、印象派といわれるだけのことありますね。
CDにはいっているもう一曲を書いたイベールは、フランスの作曲家。小粋でおしゃれな音楽を書く人です。サクソフォン・コンチェルトもパリの街角をプジョーのオープンカーで走り抜けるような感じの曲。生き生きと躍動していて、パリっ子らしく都会的で洗練された雰囲気に満ちています。間違いなく、逸品!です。
紹介した曲は、どれも、忘れられた、あるいは、まだ発見されていない名曲の数々。
ときどき、ふいに聴きたくなるお気に入りの音楽なのです。
by らいおんまる


